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60%台に回復したのは、2024年1月12日以来になります。2024年4月15日まで降り続いた大雨で本島にある11のダムの貯水率が61.1%と前の日に比べて5ポイント以上回復しました。また、八重山地方では、2024年4月16日も真夏日を記録したところがありました。
沖縄本島地方では、2024年4月15日、前線に流れ込む湿った空気の影響で各地で雷を伴う大雨となり、降り始めからの24時間降水量は那覇市で165ミリ、渡名喜村では観測史上最大の235.5ミリを記録しました。一夜明けた名護市は、2024年4月16日朝、辺りが見通せない程の霧に包まれました。
県企業局によりますと、この大雨の影響で本島11のダムの貯水率が4月16日午前0時現在で61.1%と4月15日から5.6ポイント回復しました。60%台の貯水率は、2024年1月12日以来、3ヵ月ぶりだということです。
しかし、平年値と比べると13.5ポイント下回っており、依然として渇水状態が続いていることから県企業局では、「引き続き生活に支障がない範囲で節水を心掛けて頂きたい」と話しています。
八重山地方では、2024年4月16日も真夏日になった地点があり波照間島で30.9度、新石垣空港で30.5度石垣市伊原間で30.2度を観測、島のサトウキビ畑では、イワサキクサゼミが鳴いている様子も確認できました。