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うるま市石川の陸上自衛隊訓練場整備計画を巡り、防衛省は、地元の理解が得られないなどとして、断念する方針を固めたことが分かりました。

防衛省は、陸上自衛隊第15旅団の師団への増強を理由に、うるま市石川のゴルフ場跡地に訓練場を新たに作る計画を立てていました。これに対して、地元の自治会などのほか、県やうるま市、政権与党の自民党県連などから白紙撤回を求める声が相次いでいました。

複数の政府関係者によりますと、地元の理解が得るのは難しいとして、防衛省は、計画していたうるま市石川のゴルフ場跡地での訓練場建設は断念し、用地の取得も見送る方針を固めたということです。

計画撤回の一部報道を受けて、玉城知事は「住民の反対を押し切ってまで計画を実行することはできないということが明らかになるのだろう。防衛省が訓練用地をどのように探るのかも注視したい」と述べました。

ただ防衛省は、本島の別の場所で訓練場を確保する方向です。