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不正薬物の密輸を未然に防ぐ「麻薬探知犬」が沖縄地区税関に新たに配属となり2024年4月10日、お披露目式が行われました。沖縄地区税関に2023年12月、新たに麻薬探知犬として配属されたのはラブラドール・レトリバーでオスの「コルビー」と「ウゾー」です。
麻薬探知犬は、人間の数万倍とも言われる嗅覚で不正薬物の臭いを嗅ぎ分け空港や港などの水際で密輸を食い止めます。
お披露目式で佐藤敦俊監視部長が「これから経験を積んで1件でも多く摘発できるように頑張ってほしい」と期待を寄せました。
ハンドラー4年目の金城達也さんは「特徴が丁寧な嗅ぎ方があるのでハンドラーとして動きを見極めてコルビー号と一緒に摘発できるように頑張っていきたい」と話しました。
ハンドラー1年目の与那原永吾さんは「チームに貢献できるように一緒に楽しく検査をできればいいなと思っています」と話しました。
沖縄地区税関で2023年の1年間に摘発した薬物の押収量は、前の年の54倍と急増していて今後の麻薬探知犬の活躍が期待されます。