続いては、Bリーグ・琉球ゴールデンキングス!先週、ホームに迎えたのは、天皇杯・決勝で大差をつけられて敗れた千葉ジェッツでした。今シーズン最多の8557人が沖縄アリーナに詰めかけ、試合は、お互いに負けられない激しい戦いを繰り広げました。
開始早々、アレン・ダーラムのシュートのリバウンドを掴んだジャック・クーリーがファールをもらうと、きっちりとフリースローを決めてキングスが先手を取ります。しかし、千葉のエース富樫勇樹に3ポイントを決められてしまいます。
負けじとキングス!リバウンドをもぎ取ると、ここで岸本隆一が3ポイントシュートで流れを引き寄せると、続いて、今村佳太の3ポイントでリードを奪います。
今度は、千葉の原修太のシュートをクーリーが阻止して、ヴィック・ローが豪快なダンクを決めるとさらに、ローからもらったパスで今村が再び3ポイントシュート!気迫のこもったプレーが続きます。
この日のキングスは富樫勇樹を徹底的にマークし、思うように仕事をさせません。第2クオーター終了間際、岸本が3ポイントを決めて前半を42対34で折り返します。後半になっても、キングスの勢いは止まりません。ダーラムがダンクを決めると、ローもファールを受けながらもシュートを決めるバスケットカウント。
試合終了間際、千葉も追い上げを見せますが、85対76でキングスが勝利して、第1戦を終えます。
きのう、連勝をめざすキングスは、試合開始から7分間で千葉の得点を一桁に抑えるなど序盤は、キングスが流れをつかみます。しかし、天皇杯王者の千葉も負けていません第3クオーター残り2分半で同点に追いつくと焦りの見えたキングス・ローのファウルで得たフリースローのチャンスを確実に決め、59対57と千葉が逆転して第3Qを終えます。
天皇杯の屈辱を連勝で返したいキングスは、最終クオーターに入り、岸本の3ポイントで同点に追いつくと今度は、左コーナーから牧隼利が3ポイントを決め、会場をわかせます。
しかし、クーリーが千葉のクックスに対して故意にファールをしたとみなされアンスポーツマンライクファール。これがこの日2回目となり、試合時間5分ほどを残して退場処分に。
思わぬ形で大黒柱が離脱しますが、ダーラムが3人の相手の中に割って入りバスケットカウント。さらに退場したクーリーの気持ちを乗せた岸本の3ポイント。キングスがリードを奪うと、今村がバスケットカウントで得たフリースローを確実に決めて勝利を引き寄せます。
そのままキングスはリードを守り切り、83対79で千葉から連勝をもぎ取りました。
キングスは西地区の優勝マジックが7になりました。千葉ジェッツとはこのまま行くとチャンピオンシップのセミファイナルで再び対決となりそうです。
おととい昨日も激しい試合になっていましたが、千葉ジェッツとキングスは因縁の対決になっていますね。
そうなんです。お互いどれだけレベルアップしているか意識し合う、まさにライバル関係になっています。そして、西地区2位・3位との対決が控えています。