３０日にうるま市で開催される高校生たちのダンスコンテスト・ガクアルフェスタ！今回で18回目の大会を迎えますが、虎視眈々と、初優勝を狙う高校にスタッフが密着しました。79年前に起きた沖縄戦をテーマにした創作ダンスで頂点を狙う生徒たちのの舞台裏を取材しました。
首里高校キャプテン 横山咲那さん「円陣！ガクアル優勝ね！ガクアル優勝！いっちゅんどー！」
この日の最低気温は１２℃と、少し肌寒い中、練習はアスファルトの上、素足で始まりました。
キャプテン 横山咲那さん「1分つま先立ち行きます」
創作ダンスにおいて重要なのは体幹。それを鍛えるための練習です。男女合わせて28人いる首里高校ダンス部。ダンスのテーマは、「刻 12万人の命をのせて」。79年前に起きた沖縄戦をテーマにした創作ダンスです。
キャプテン 横山咲那さん「実際、当時に戦争をしていた世代が減っている中、私たち沖縄県民の高校生が沖縄戦の悲惨さや恐ろしさを今の私たち高校生が伝えていかないといけない」「今の世界から戦争自体がなくなってほしいという思い平和をもっと大切にしてほしいという気持ちを込めてこのテーマにした」
キャプテン 横山咲那さん「止めます！もう１回ユニゾン１の立ち位置になってほしい」
ダンスの時間はおよそ4分。その間に、10以上の立ち位置が存在し、縦横無尽に動き回ります。また衣装も自分たちで、一から制作。ダンス中盤で、衣装が赤に変わるところがポイントです。
キャプテン 横山咲那さん「当時の戦争を体験した人たちの気持ちを込めて、当時の戦争を体験した人になりきって表現１人１人の動きも見てほしい「１番の見せ場が摩文仁の丘を表現。そこは見てほしい」
1月に開催されたダンスフェスティバルでは優勝を掴み取った首里高校。勢いそのままに、ガクアルダンスフェスタで初優勝を狙います。
今回で18回目となる、ガクアルダンスフェスタは、今月３０日土曜日に開催します。これまでに、１８校２１チームが優勝を目指します。ＱＡＢでは、正午からウェブサイトで配信します。応援メッセージも送れますので、当日、会場に行けない方は是非、ご覧になって下さい。
OKINAWA Dance Contests ガクアルフェスタ2024 春 配信サイト QAB 琉球朝日放送
