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陸上自衛隊が、うるま市石川に新たな訓練場を整備する計画を進めている問題で、うるま市議会は、2024年3月19日国に対して計画を白紙し、断念を求める意見書を全会一致で可決しました。

うるま市議会・伊波良明総務委員長は「当該整備計画に対する十分な理解が得られていないということは明白な事実であり、これ以上当該整備計画を強行してはならず市民の理解なくしては進められないことを十分に認識すべきである」と述べました。

防衛省は、陸上自衛隊第15旅団を師団に再編することに伴いうるま市石川のゴルフ場跡地に訓練場を新設する計画を進めています。

しかし、うるま市内全63自治会で構成する市の自治会長連絡協議会などが、反対の意思を示しているほか県や県議会も計画の白紙撤回を求めています。

2024年3月19日開かれたうるま市議会の2月定例会最終日で、意見書の裁決が行われ市議会議員28人中3人が退席するなか全会一致で可決されました。

そのあと市議長や総務委員会のメンバーらが沖縄防衛局を訪れ意見書を伊藤局長に手渡しました。