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県内の海運会社が、より環境に優しい貨物船を新たに作り2024年3月13日、広島の造船所で進水式がありました。
琉球海運が、広島県の尾道造船所に発注した貨物船「かりゆしII」。総トン数は1万1900t、全長およそ182m、幅は26mです。
2002年に就航した「かりゆし」の後継で積載量が3割増えても、省燃費性能は、29%削減出来るという事です。
進水式には、沖縄から関係者が参加し、「支綱」と呼ばれる船と造船所を繋げているロープが切断されると「かりゆしII」は轟音とともに海に滑り降りていきました。
琉球海運・比嘉茂専務取締役は「沖縄の地元の船会社として沖縄の生活物資、それから産業資材などありとあらゆる貨物を私共のほうで運ばせていただくということで沖縄県の経済にまず縁の下の力持ちとして貢献するというのが一番の意義かと思います。」と述べました。
就航は2024年7月の予定で、主に九州航路で運航され、物流で県民生活を支えます。