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11日、石垣島の沖合にアメリカ海軍のミサイル駆逐艦が停泊し、乗組員が石垣島に上陸しました。島では、軍の港湾使用をめぐって反発が起きています。

アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」は補給と乗組員の休暇を目的に2024年3月11日から13日まで石垣島の沖合に停泊する予定です。

昼ごろには艦船から別の船に乗り換えて石垣港に上陸した乗組員が車両で市街地に移動していきました。港の外では、駆逐艦の停泊と乗組員の上陸に反対する市民らが抗議の声をあげていました。

抗議する市民は「イヤですよね。戦争が近づいているような感じがして、標的になりますよね。とても許せない。この静かな島をね。」と話しました。

今回の停泊に抗議するため港湾で働く人たちでつくる労働組合は2024年3月11日午後1時から石垣港で全面ストライキを決行しました。

山口順市執行委員長は、「港湾を兵站基地にしないことを要請をしているが、去年に続き艦船が入ってきて我々の職場が軍事利用される」と懸念を示しました。