地対艦ミサイル部隊配備計画　自衛隊車両が勝連分屯地へ

うるま市勝連の陸上自衛隊・勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊を配備し連隊本部を設置する計画に伴い１０日、自衛隊の車両などが陸揚げされ勝連分屯地へ入りました。

政府は、うるま市勝連の陸上自衛隊・勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊を配備し、南西諸島各地の部隊を指揮下に置く、連隊本部を設置する計画で１０日中城湾港に接岸したフェリーからは関連する自衛隊車両などが陸揚げされました。

市民らは「ミサイル配備をやめろ」とシュプレヒコールをあげました。

港のゲート前では計画に反対する市民らが集まり抗議の声をあげました。しかし自衛隊車両などは市民らが集まるゲートとは別のゲートから港を出発し勝連分屯地へと向かいました。

市民らは、勝連分屯地の前でも座り込んで抗議の声をあげましたが機動隊に排除され車両は午前１０時ごろ分屯地の中へと入っていきました。

今回の車両や機材にはミサイルなどは含まれていないとみられ今後ミサイルや発射機の搬入が行われる見込みです。