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首里城正殿の復元にと寄せられた寄付金を活用した2024年度の制作物の製作や監修方針を検討する会議が開かれました。

首里城正殿の復元工事では正殿に使われる木材の調達や彫刻・焼物・瓦類・染織の製作などが首里城復興基金事業で行われていて、2023年度は、正殿を支える礎石や天井額木など4件が国に引き渡されています。

先週行われた監修会議では4つのワーキンググループで検討された2024年度の、製作の工程や作業の手法などが確認され国へ引き渡す制作物の数は、2024年度でピークを迎えるということです。

また平成の復元事業以降に確認された新たな資料や写真をデジタルで復元し作業の手法などに加えていくことも確認されました。

そのほか、首里城火災で、再建に関わる資料が焼失したことなどから今回は復元過程の資料を電子データで保存することや写真や動画、3Dデータ類をデジタルで保存しその方法を、国や財団とも連携していくことが確認されました。