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5年ぶりに保護者などが出席し多くの人が卒業生を祝いました。県内の私立大学で2024年3月8日に卒業式が開かれ497人の学生たちが学び舎をあとにしました。

沖縄大学・山城寛学長が「497名の卒業を認定します」と述べました。

沖縄大学の2023年度の卒業生は、経法商学部180人、人文学部240人、健康栄養学部77人のあわせて497人で、式典には、新型コロナの制限されていた保護者などの出席が5年ぶりに可能となり会場に多くの人が訪れ卒業生を祝いました。

沖縄大学経法商学部・伊波朱里さんは「共に切磋琢磨した友人未熟な私たちを指導して下さった先生方・職員の皆さまの手助け、温かく見守ってくれた家族があり本日こうして卒業の日を迎えることができました」と述べました。

沖縄大学の山城学長は「変化する時代に立ち向かい地域社会の問題を主体的に発見し、未来に貢献することを切に願います」と卒業生を激励しました。

卒業生の男性は「単位ギリギリだったり色々あったのですけどどうにか卒業できました」と話しました。

卒業生の女性は「社会人から入って大学に、学びなおし形で入っているのでまた新たに栄養について学んだので沖縄県のみなさんが健康になれるようにしっかりサポートできたらいいな」と話しました。

卒業生の女性は「(将来は)グローバルな活動をしたいと思っているので(留学では)その糧になればいいなと思っています」と話しました。

また別の卒業生の女性は「色々海外に行ったりしたい、自分で事業とかやってみたい」と話しました。

晴れ渡った表情の卒業生たちは、友人たちや家族と記念の写真を撮りながら卒業という門出の日を心に刻んでいました。

また、那覇市にある専門学校、ITカレッジ沖縄と沖縄ビジネス外語学院の合同卒業式が開かれました。2023年度は155人が対象で、それぞれ1年から3年の間でプログラミングや英語の習得など、それぞれの関心のある専門分野について学んできました。式では、スーツや着物の晴れ着で壇上にあがり卒業証書を受け取りました。

奥戸類校長は、「自分に目標を立て、一歩ずつ歩みを進めてください。遠回りしても歩んだ一歩一歩が必ず結果を持ってきてくれます」とエールを贈りました。

卒業生答辞・サイバーセキュリティ科のGAUTAMHIMANSHUさんは「私たちをサポートしてくれた先生方と卒業生に心から感謝の意を表します。私の旅を続ける間、あなたの思い出は私の心に永遠に残ります」と述べました。

卒業生は「やっと卒業という感じ。友達と(わからないところ)を教え合ったのは楽しい思い出だった」と話しました。

別の卒業生は「これからは社会人として働く身なので、よりいまよりも気を引き締めて頑張っていきたいと思う」と話しました。

卒業生は「少しさみしいが嬉しい気持ちでいっぱい。もっと立派で素敵な女性になれるように頑張っていきたい」と話しました。

卒業生は、進学や就職などそれぞれの道で磨いたスキルを活かします。