沖縄のスポーツ選手や指導者の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」。きょうは29回目です。「沖縄スポーツマネジメント」に所属するアスリートから今回は、こちらの方にお越しいただきました。自己紹介をお願いします!
神里幸太さん「3人制のバスケットボール選手の神里幸太です、よろしくお願いします」
まずは神里さんが普段どのような活動を行っているのかVTRでご紹介したいと思います。 それでは一緒に行きますよ!せーの!「アスリートフォーカス!!」
神里幸太さん、30歳。3人制のバスケットボール3x3(スリーエックススリー)のプロリーグに参戦している宮崎のチーム「B-LAB(ビーラボ) MIYAZAKI」に所属。この日は5月のシーズン開幕に向けた調整として5人制バスケの練習で汗を流しました。
神里幸太さん「(3x3は)コートが(5人制の)半分なんですが、すごく展開がスピーディーで10分間で1試合終わってしまうというところで、一瞬も気を抜けないという競技性」
もともとは沖縄にあったチームで活動していましたが本土のチームとは違い遠征費などがかかる事情もありコロナ禍でチームがなくなり現在は宮崎のチームで活動する神里さん。沖縄にいながらも別の都道府県のチームで活動することで競技を続けたくても環境が整ってないという状況に置かれた選手にも新しい選択肢を示していきたいとも話します。
神里幸太さん「自分みたいに県外のチームに所属するという道も選択肢としてあるのでそこを皆さんに知っていただければ」
シーズン開幕を控え、これからリーグ戦に挑む神里さんに「3x3」の魅力や今後の展望などをスタジオで伺っていきます。
神里さんは3人制バスケットボール「3X3」のプロチームに所属して5月からのシーズンに向けて調整中ということですが、神里さんが行う「3X3」とはどういう競技なんでしょうか。
[インタビューパートは動画をご覧ください。]
そんな神里さんの詳しい情報は所属している沖縄スポーツマネジメントのホームページをご覧下さい。また沖縄スポーツマネジメントの活動が見られる沖スポチャンネルもチェックしてみて下さい。
神里 幸太 | 株式会社沖縄スポーツマネジメント「ストリートの魅力を知ってもらいたい」
そして神里さんには実はプロとして活動する傍らもう一つの顔があります。その姿にも迫りました、それではVTRをご覧いただきましょう。「アスリートフォーカス!!」
バスケ選手として活動する神里さんにはもう一つの顔があります。豊見城市の児童発達支援施設にはパソコンの画面に向き合う神里さんの姿。バスケ選手として活動する傍ら普段はここで勤務しています。
神里幸太さん「(施設の)管理者をしていて売り上げの管理だったり、利用者さんの親御さんとのやりとりだったり、行政とのやりとりを中心に事務をメインに業務をしている」
バスケ選手と施設の管理者。畑の違う2つの顔をかけ持つことは簡単ではないそうです。しかしシフトの調整など会社や周りのスタッフの支えや気遣いもあるからこそバスケと仕事の両立に取り組めていると話します。
神里幸太さん「日曜日に(バスケの活動から)帰ってきて、月曜日そのまま仕事となると頭の中で(バスケのことを)考えないことはないので」
神里幸太さん「会社として協力的に支えてくれているので、そこはすごくありがたく感じています」
働きながらプロとしても活動する神里さん。そこに対する思いは練習の時もこう語ってくれていました。
神里幸太さん「先生になりなさいと親にすごく言われていたんですけど、それがすごく嫌で、反発してプロという選択肢を選んだんですけど、結果として子どもができてとなると、親の言うことも一理あるなということもすごく感じたので、自分の活動を通して今そういう環境にいる子どもたち、やりたいことがあるけどバスケットも諦めきれないという子どもたちたくさんいると思うので両立に繋がればいいのかなと思う」
プロ選手として活躍する一方で、普段は施設で管理者として働かれているということですがプロというと、それだけに専念しているようなイメージもあって、神里さんは「新しいプロの形」ともいえると思いますが、なぜこのような道を選んだんでしょうか。
[インタビューパートは動画をご覧ください。]
ここまで神里幸太さんでした、ありがとうございました。
神里 幸太 | 株式会社沖縄スポーツマネジメント「ストリートの魅力を知ってもらいたい」