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嘉手納町議会は5日嘉手納基地での戦闘機の騒音激化やパラシュート降下訓練の強行に抗議する意見書と抗議決議を全会一致で可決しました。
嘉手納町議会當山均基地対策委員長は「航空機の爆音がものすごくうるさい、病気で寝ているところ起こされた、連日連夜エンジン調整音が鳴り響いており精神的に不安定になりそうなど厳しい内容の苦情が日々寄せられている」と述べました。
嘉手納基地ではF15戦闘機の退役に伴うF35などの巡回配備に加え常駐機と外来機が入り混じり昼夜を問わず騒音が激化していて嘉手納町議会は航空機騒音措置の厳守や外来機の飛来の禁止などを求めています。
また、県や地元自治体が嘉手納基地が住民居住地と極めて近接しているとして中止を求めているパラシュート降下訓練をアメリカ軍は、2023年12月から3か月連続で強行しており嘉手納基地での訓練が常態化しかねないと日米合同委員会の最終報告で合意された伊江島補助飛行場での運用を厳格化と「例外的措置」の撤廃などを強く求めています。
嘉手納町議会はこの意見書と抗議決議をアメリカ軍や国、県などに渡すということです。