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那覇市立病院の小児科は、医師の退職や休職に伴い現在の診療体制の維持ができないとして、2024年3月2日から夜間診療の一部を当面休止すると発表しました。
那覇市立病院・外間浩院長は「市民の皆さま、地域の皆さまには医師の負担軽減につながるよう救急医療の適正利用について特段のご理解とご協力をお願い致します」と述べました。
那覇市立病院の小児科は、これまで365日24時間体制で診療を行ってきましたが、病院によりますと医師の退職や休職に伴い現在の勤務体制が維持できないとしています。
これにより、2024年3月2日から小児の夜間救急診療を受付を午後10時半分までとし、午前0時から午前8時半までを休止すると発表しました。小児科の24時間診療体制を休止するのは、1980年の開院以来、初めてということです。
休止期間中は、県立南部医療センターとこども医療センターに協力を依頼したということです。
会見の中で那覇市立病院の外間浩院長は、「急な発熱などで救急受診を検討される場合は、市販薬の活用や小児科クリニックが診療している時間帯に受診してほしい」と呼びかけました。