※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

うるま市石川の自衛隊の訓練場整備計画を巡る問題でうるま市長が防衛局に計画の白紙撤回を要請しました。

防衛省が、うるま市石川のゴルフ場跡地に計画している陸自の訓練場整備を巡っては、地元自治会などから反対の声があがっています。

うるま市の中村市長が、2024年3月1日朝、沖縄防衛局を訪れ「住民の合意形成・理解を得るのは大変厳しい状況」だとして計画を白紙撤回するよう求めました。

沖縄防衛局の伊藤局長は、「計画を白紙にする考えはないが取得後の土地利用のあり方を検討している」としました。

うるま市・中村正人市長は「訓練場の整備計画はあってはならないと思っているので白紙撤回ならびにこの土地に対して計画を持つのは断念していただきたい」と述べました。

木原防衛大臣は会見で、次のように述べました。

木原防衛大臣は「現時点では計画を白紙にするという考えはありませんが、現在、住民生活との関係を重視するという観点から取得後の土地の在り方、土地の利用の在り方について改めてさらに検討をしているところです。」

また、結論が得られた時点で地元に説明する必要があるとの考えを示しました。