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台湾有事を念頭に、政府が先島地域からの有事避難計画の策定を2024年度中に行う方針を固めたことが分かりました。宮古・八重山地域の住民およそ12万人を九州に航空機を使って移送する計画です。

複数の政府関係者によりますと、政府の計画では、八重山地域の住民は福岡、佐賀、長崎、大分、山口の各県、宮古地域は鹿児島、熊本、宮崎の各県で受け入れる案となっています。

空路での輸送が計画されていて、石垣市、竹富町、与那国町からは福岡空港へ、宮古島市と多良間村からは鹿児島空港への避難が想定されています。

政府は2024年度中の避難計画決定を目指していて、受け入れ先の自治体を確定させ、協議を加速させたい考えです。

一方、自衛隊や米軍の施設が多く存在する沖縄本島は、避難計画の対象外となっています。