おととい、恩納村でHEIWA・PGMチャリティゴルフが行われ、プロゴルファーのペア26組の夢の共演が見られました。
本格的なゴルフシーズンの到来を前に行われたプロゴルファーによるペアマッチ、「HEIWA・PGMチャリティゴルフ」。女子では、2年連続国内賞金女王の山下美夢有(みゆう)、おととし全米女子アマで優勝した馬場咲希。男子ではオリンピック強化選手の蝉川泰果(せみかわたいが)、今平周吾らトッププロ52人が出場しました。
この大会は、抽選で男女プロがペアを組み、それぞれのホールで良かった方のスコアをチームのスコアとして競いました。県勢では、母親になってツアーに復帰した宮里美香と西原町出身の川満歩(かわみつあゆみ)がペアを組むと前半、4アンダーと好調な滑り出しでした。
宮里・川満ペア インタビュー 川満選手「めちゃくちゃやりやすかったです。」
宮里選手「僕はめちゃめちゃ楽しかったですし。本当にリラックスして回らせてもらいました。」「産休明けで復帰の年なので、来週ちょうど「ダイキンオーキッド」が始まるので、無理せずマイペースに試合をこなせて、もちろん上位争い出来たらいいなと思うので、頑張りたいと思います。」
大会は、馬場・蝉川(せみかわ)ペアが序盤からバーディ―ラッシュ。蝉川は、10番エッジからのパターをイーグル。なんと、10番ホールを終えた時点で10アンダーと追撃を許しません。
しかし、去年兄弟ペアで優勝した、河本結(かわもとゆい)と県出身の嘉数光倫(てるみち)ペアが意地を見せます。河本は、15番セカンドショットをピンそばにピタリと寄せるとリラックスした雰囲気の中、嘉数もバーディーパットをしっかり決めて、両者共にバーディー。
河本・嘉数ペア インタビュー 嘉数選手「くじ引いた瞬間、よっしゃーと思う自分と去年のディフェンディングチャンピオンなんだ、これ悪い成績だったらぜったい俺のせいだっていうプレッシャーのかかる自分もいて、どっちだろう?とりあえず、めちゃめちゃ緊張しました。」
河本選手「光倫さんの力で、沖縄を知り尽くしている方なので、すごい良いアドバイスもらってお互いに良いパフォーマンス出来たので本当に楽しかった沖縄の一日になりました。」
馬場・蝉川ペアは、後半もとどまることなくスコアを伸ばします。そして、18番最終ホールもバーディーをとり、12バーディー1イーグルのトータル14アンダーで優勝しました。
また、今大会の賞金の5%、ギャラリー入場料の一部やグッズ販売の収益は県や恩納村を通してチャリティとして寄付されるということです。