めーにちしまくとぅば、きょうは特別編です。
金城美優アナウンサー「今回は那覇市の城東小学校で始まった授業にお邪魔しました。コトハちゃん、うにげーさびら！」
コトハちゃん「はいたーい！わんねー コトハちゃん やいびーん！」「やってきたのは那覇市の城東小学校！」「3年生では、沖縄の文化を学んでこれからも大事にしていこうと、今年から、空手や、三線、薬膳料理などの授業を始めました！」
コトハちゃん「およそ70人のなかで、しまくとぅばの授業を選んだのは27人！一番人気だったんだって～」
しまくとぅばの先生 金城栄子さん「ちゅーん くりから うちなーぐちぬ べんきょー さーや（きょうも これから 沖縄の言葉の 勉強をしようね）」「うにげーさびら！（お願いします）」
コトハちゃん「授業では、しまくとぅばの先生たちが毎日使えるあいさつや、手や足といった身近な単語など、たくさんの言葉を教えてくれます！」
しまくとぅばの先生 金城栄子さん「ひーさんの反対は?」子どもたち「あちさん」「ちゅーや あちさんや～」子どもたち「あちさんや～」
しまくとぅばの先生 嘉数美津子さん「ふぃちぇーってどこかね?」「ひたい」「あいっ、額って」「額っておでこのこと」「いっぺー りきやー ないるはじどー」
コトハちゃん「先生たちの自然なしまくとぅばを聞くことができて勉強になるね～！」「そして！『おおきなかぶ』のお話を、しまくとぅばで音読することにも挑戦！」
金城美優アナウンサー「まやーが いん ひっぱてぃ、いんぬ っんまが ひっぱてぃ、っんまがが はーめー ひっぱてぃ」「ひーやーさっさ、はーいーやー」
コトハちゃん「ここで問題！「おおきなかぶ」はしまくとぅばでは、どんな風に言えばいいのかな～?」「かぶ」はしまくとぅばには無いから、似てる野菜に言い換えたんだけど」「守にーにー！わかるかな～～～???」
中村守アナウンサー「デージデカいって事ですよね?」
コトハちゃん「正解は『まぎさる でーくに』でした！でーくには、大根のことだよー！」
金城美優アナウンサー「まぎさる まぎさる でーくにんかい なりよー」
コトハちゃん「みんな～！きょうの授業は、どうでしたか?」
女の子「うちなーぐちを知る機会があまりないので、こういう機会で知れてうれしいです」
男の子「普段使わないから楽しいと思った」
女の子「てぃんさぐぬ花がホウセンカだと始めて知りました」
コトハちゃん「どんな言葉を覚えましたか～?」
女の子「ちぶる（頭）」（Qむむはどこだった?）「ももだったはず！」ピンポン！
コトハちゃん「しまくとぅばを話せるようになるには、どうしたらいいかなあ?」
女子2人「毎日コツコツ練習することだと思います」「日常会話でも少しずつ使うことだと思います」
嘉数美津子さん「くーさるうちからならーさんだれー、（小さいうちから教えないと）大人になってからはなかなか教えにくい」「1日目、2日目、3日目と少しずつうちなーぐちに慣れてきました」
金城栄子さん「思ったより関心があるんですね」「（分かる言葉が）1つでも2つでも糸口になってくれる、それが授業のやる意味だと思う」「きっといつか花開くときがあるんじゃないかなと思ってそれを楽しみにしています」
コトハちゃん「これからも みんなでしまくとぅばの勉強、続けていきたいね！城東小学校のみんな、いっぺー にふぇーでーびる！また あしばな～！」
城東小学校3年生では先月と今月、週1回の2コマ授業をあわせて5回（時間にすると10時間）こういった授業で沖縄の言葉や文化を学んだことになります。そして最後には学習の成果を披露する発表会も行われたということでみんな楽しみながら学んでいました。
