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駐屯地の外では抗議集会も開かれました。宮古島に設置された陸上自衛隊駐屯地が2024年創設5周年を迎え、記念式典が行われました。
宮古島駐屯地は、政府がそれまで陸上自衛隊が置かれていなかった先島地域などに部隊を配備するいわゆる「南西シフト」に伴って、2019年に設置されました。
式典では、駐屯地に配備されている地対艦、地対空ミサイル部隊などが行進したほか、空包を使って武装集団を自衛隊側が制圧する訓練などを一般公開しました。
駐屯地の比嘉司令は宮古島駐屯地の役割について、次のように述べました。比嘉隼人司令は「沖縄、南西地域における抑止力の要としての役割を果たし続ける所存」と述べました。
仲里成繁さんは「何を祝うのか。軍事の島になることを祝うわけはないじゃないですか」と訴えました。
一方、駐屯地の正門前では、市民グループも集まり、「子どもに戦争訓練を見せるな」などと式典に抗議しました。