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辺野古新基地建設に関する問題点について考えるシンポジウムが那覇市で開かれました。

沖縄の基地問題について発信する活動を行う市民団体が主催して行われたシンポジウムは国による代執行で大浦湾側での工事が進められている辺野古新基地建設をテーマに行われました。

今回のシンポジウムでは辺野古新基地建設の問題について取り組む市民団体や大学教授らがそれぞれの活動などを通して見える問題点などを語りました。

この中で沖縄の環境問題に取り組む市民団体の吉川秀樹さんはアメリカのシンクタンクが辺野古新基地の完成時期は未定だとする報告書を出していることや在沖アメリカ軍幹部が軟弱地盤の存在に懸念を示していることを挙げ今後の市民運動のあり方について提言しました。

OEJP・吉川秀樹代表は「米軍もやはり(軟弱地盤の存在)を懸念している。基地を使う立場である米軍が懸念しているということはとても重要だと思う。そこを基盤にして今後の市民運動や取り組みはできると思う」と話しました。

参加者らはパネリストの意見を聞きながら辺野古新基地建設の問題点について改めて理解を深めていました。