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沖縄県内でヤミ金業を営み法外な金利の貸し付けを繰り返したとして男9人が逮捕された事件で、警察は指示役とみられる男を近く国際手配する方針だということが新たにわかりました。
沖縄県内に拠点を置く『匿名・流動型犯罪グループ』通称「トクリュウ」と言われるヤミ金グループに属する20代から50代の9人が逮捕された事件では法律で定められた上限の6倍の金利で金を貸し付けて違法な利息を得ていたとされます。
ヤミ金グループは600人以上におよそ4億円を貸し付けていたとみられています。
捜査関係者への取材でカンボジアなどに滞在してSNSを使ってヤミ金グループに指示を出していたとされる男を近く国際指名手配する方針だということが新たにわかりました。男の背後にはさらに立場が上の指南役がいる可能性があるといいます。
ヤミ金グループのメンバーらは金を貸し付けた相手が返済できなくなると本人だけでなく家族や職場に昼夜を問わず何度も電話をかけるいわゆる「鬼電」をして、強盗や売春などで金を工面するよう脅したり「闇バイト」で違法な貸し付けを手伝わせたりしていたとされます。
沖縄県警が実態の解明を進めています。