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こんばんは。県や三連協がが中止を求めるなか、3カ月連続で訓練を強行した形です。アメリカ軍は2024年2月15日午後、嘉手納基地の上空でパラシュート降下訓練を実施しました。

濱元晋一郎記者は「午後4時26分です。住宅地にもほど近い、嘉手納基地上空でパラシュートでの降下訓練が行われました」と伝えました。

2024年2月15日午後4時半前、嘉手納町役場の屋上で三連協と県が目視調査を実施するなかアメリカ軍はパラシュート降下訓練を嘉手納基地周辺の上空で実施しました。

基地を飛び立った大型の特殊作戦機から1回目は4人、2回目は8人の合わせて12人の兵士たちが飛び降り上空でパラシュート広げて基地内に着地していました。

パラシュート降下訓練は28年前に日米で取り決めたSACO最終報告書で基本的に伊江島補助飛行場で実施することが定められていて嘉手納基地での実施は「例外」と定められています。

訓練をめぐっては、県や三連協が軍に対して再三、訓練中止を求めています。しかし軍は、2023年12月から3カ月連続で訓練を行い地元自治体からは、「例外とされた場所での訓練の常態化」を懸念する声もあがっています。

パラシュート降下訓練は、2024年2月15日午後5時45分ごろにも行われ、5人が特殊作戦機から飛び降り基地内に着地するのを確認しました。強行された訓練について県や三連協の反発は必至です。