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地元自治会は、計画の撤回を求めています。陸上自衛隊がうるま市に新たな訓練場の整備を計画していることについて、木原防衛大臣は「必要不可欠」だとして引き続き計画を推進する考えを示しました。

木原防衛大臣は「新たな訓練場は沖縄の守りを任務とする部隊の精強性を高め、即応性の維持向上をさせる上で必要不可欠であります。より一層丁寧に説明をさせていただきながら、訓練場の整備を進めてまいります」と述べました。

うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の新たな訓練場を建設する計画について、木原防衛大臣は2024年2月13日の会見で、地元自治会から計画の撤回を求める声が挙がったことについて問われ、「新たな訓練場は必要不可欠」だとして計画を推進する考えを強調しました。

訓練場の建設計画をめぐっては2024年2月11日、防衛省がうるま市の旭区と東山区の住民を対象とした説明会を開催。参加者からさらなる基地負担につながることへの不安や、沖縄が再び戦場になるのではといった有事の際の訓練場への懸念のほか、生活環境に悪影響を及ぼすなど質問や意見が相次ぎ計画の撤回を求める声があがっていました。

国は訓練場の建設に向けて、2024年度に用地を取得し2026年度に工事を始める予定で木原防衛大臣は、整備後の運用拡大について問われ「私の立場で申し上げることはできない」と述べるに留まりました。