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県立図書館の臨時休館に伴って施設が利用できない受験生のためにと公立の施設の一部や民間でも塾の自習室や企業のスペースを開放する動きが出ています。
那覇市にある県立図書館は館内のシステムの入れ替えや蔵書の点検などの為、2024年2月6日から29日まで臨時休館しています。
当初システムの更新については2023年11月に実施する予定でしたが半導体不足の影響で時期がずれ込んだという事で本格的な受験シーズンを迎えている中、受験生に影響が出ています。
これを受けて、県では自治研修所や南部合同庁舎など4か所に受験生の自主学習スペースを設け2024年2月9日から利用できるようにしています。
また、沖縄海邦銀行では図書館が休館した2024年2月6日から通常、食堂スペースとして使われている本店9階を自習室として中学3年生以上の受験生に開放しています。平日の午後2時から7時までで学生証などの身分証明証を提示することで利用することができます。
一方、沖縄受験ゼミナールでは2024年2月10日から土日祝日限定で那覇市泉崎校を自習室として一般に開放しこの施設では受験生の質問に答える職員も配置するという事で図書館を利用できなくて困っている人に気軽に利用して欲しいと話しています。
そのほか、専門学校のKBC学園が持つ貸会議室が解放されるなど受験生を支えようという動きが広がっています。