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防衛省が北朝鮮の人工衛星発射に備え、先島諸島に配備した迎撃ミサイル・PAC3のうち、宮古島の1基が6日までに撤収されたことが分かりました。防衛省は、北朝鮮の人工衛星発射に備え、2023年4月から宮古島・石垣島・与那国島に迎撃ミサイル・PAC3を配備しています。
そのうち、航空自衛隊宮古島分屯基地に配置されていたPAC3・2基のうち1基が6日宮古空港から自衛隊の輸送機で移送されました。宮古島市役所によりますと、1月末に自衛隊から「2月中に1基を移送する」と連絡があったということです。
政府は、自衛隊に対する破壊措置命令を継続していますが、2023年11月、北朝鮮の人工衛星の発射以降、防衛省は体制を縮小していて、今回の撤収はその一環とみられます。
防衛省の統合幕僚監部は、今回の撤収について「個別の部隊について回答できない」としています。