名護市の日本ハム、そして宮崎でキャンプを行っている県勢選手の様子をお伝えします。
沖縄・名護市でキャンプ中の日本ハム。おととい、紅白戦に先発したのはプロ2年目の金村尚真。2回1アウト2・3塁のピンチを招きますが、フォークで空振り三振。次のバッターをファーストゴロに打ち取り、2回を無失点。新庄剛志監督に順調な仕上がりをアピールしました。
上原健太はきのうブルペン入りし、チェンジアップやカットボールなどの変化球を交えて43球を投げました。昨シーズン自己最多タイの4勝を挙げ、今年はさらなる飛躍を目指します。
続いて宮崎。昨シーズンパリーグ3連覇のオリックス。
ファン「宮城くーん宮城さん頑張ってくだーい!」
ファンの温かい声援を受けながらグラウンドに入ったのは、プロ5年目の宮城大弥。去年は10勝を挙げ、3年連続で2桁勝利をマークしました。ドジャースに移籍した山本由伸の穴を埋める新エース候補として、初の開幕投手を目指します。
続いて去年リーグ3位のソフトバンク。2020年以降リーグ優勝から遠ざかっているチームを復活させるべく、在籍3年目となる又吉克樹や正捕手奪取を狙う嶺井博希ら、多くの沖縄出身選手が汗を流す中、プロ12年目の東浜巨は、キャンプ初日、チーム一番乗りでブルペンに上がりました。
去年は6勝7敗と悔しい成績でしたが、下半身強化を行うなどさらなる進化を誓う33歳が開幕ローテーション入りを目指します。
福岡ソフトバンクホークス 東浜巨投手「お正月のような気持ちで、気持ち新たに入ってきました。勝ち残っていけるような準備をしていきたいなと思います。」
そして、今年FAで西武からソフトバンクに移籍した山川穂高。キャンプ3日目に、野外で初のフリーバッティングを行うと右投手から25スイング中、場外を含む13本の柵越えを放ち本塁打王3回のパワーを見せつけています。
埼玉西武ライオンズ 山川穂高選手「まだ試合はないと思いますが、とりあえず今は、バッティング練習、守備練習、ランニングと僕のできることをやっていって、試合になれば、良いパフォーマンスができるように準備しますのでまた応援してほしいと思います」