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続いては、ハンドボールの話題です。1月23日から5日間、琉球コラソンを中心とした国内外の8チームが沖縄でウィンターキャンプを行い、先週の土曜日にはエキシビジョンマッチが行われました。

27日に行われた「琉球コラソン」と「ゴールデンウルヴス福岡」のエキジビジョンマッチ。

試合開始直後、ウルブスのシュート!コラソンのキーパー高井隼平(たかいじゅんぺい)が好セーブを見せますが、相手の早い攻撃からシュートを決められ先制点を取られます。しかし、コラソンも、すぐさま井口元太がシュートを決め追いつきます。

その後、コラソンは積極的に得点を狙いますが、福岡のキーパーの厚い壁に阻まれて得点できません。リズムに乗れないまま前半戦を8対19で終えます。

 

コラソンの試合を熱い視線を送る選手がいました。今年の合同キャンプは、日本リーグ所属の「琉球コラソン」と「ゴールデンウルブス福岡」のほか、「台湾」と「シンガポール」の海外チーム、地元のチームなどが参加し、テクニックの指導や練習試合が行われました。

国内外から8チーム ハンドボールウィンターキャンプ

琉球コラソン・東江監督「海外を含めたら今回が初の試みで、トップチームを同じコートでやりながら見ながら『こんなプレーもあるんだ、あんなプレーもあるんだ』で、また選手達から、ショートタイムのクリニックがあったりとかですね。そういうので、非常に刺激を与えられたんではないかと思います」

U-12の選手「楽しかった!国外の人たちとやってから、いろんなプレーをマネできるし、すごいプレーとかもできるので楽しかったです」

Uー15の選手「ほかのチームでは経験できないことだと思うので、プレーを研究して頑張っていきたいと思います」

台湾の選手「沖縄の人たちはとても親切で、環境も素晴らしいので、次回も沖縄に来たいです」

波に乗りたいコラソンは、後半、峰岸頸志郎が素早い速攻でシュートを決め、反撃ののろしをあげます。そして、堤優汰もディフェンスの隙間を抜いて豪快なシュートを決めますが、前半の点差が響き22対35勝利には届きませんでした。

国内外から8チーム ハンドボールウィンターキャンプ

琉球コラソン・東江キャプテン「今、メンバーがいない中で若手を使ったり、新たな選手を使うということをやっているんですけど、なかなか機能しなくて、身長がないのにアグレッシブ行けなかった前半があったので、相手にペースを握られたまま60分過ぎてしまったなと思います。台湾のチームとシンガポールのチームとの交流、ハンドボール同士の交流というのができて、普段はできない経験だったり、ほかのジュニアチームの子たちとも触れ合って、どういったハンドボールをしているか知れたのも良かったのかと思います」

この日は、その他にもアンダーや女子チームの試合も行われ、沖縄で開かれたウィンターキャンプは選手にとって貴重な5日間となりました。2月12日には、沖縄県立武道館アリーナでは「レットル佐賀」とのリーグ戦が行われる予定です。

国内外から8チーム ハンドボールウィンターキャンプ