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沖縄県うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場が新たに整備される計画をめぐって、地元の自治会が沖縄防衛局に計画の撤回を申し入れました。

うるま市旭区・石川修自治会長「うるま市石川東山ゴルフ場跡地への陸上自衛隊訓練場整備計画を撤回することを強く要請します」

国はうるま市石川東山のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の新たな訓練施設を建設する計画を進めています。ゴルフ場跡地に隣接する旭区自治会は1月14日の臨時総会で、住民生活や教育環境に悪影響を及ぼすとして整備計画の反対決議を採択していて、防衛局に計画の見直しを訴えました。

対応した防衛局の森広芳光企画部長は「局長に伝える」と話すにとどまり、陸上自衛隊第15旅団を師団に改編するなかで人員の増加に伴う整備として部隊の連動を維持したり、訓練を整備したりするために必要だと理解を求めました。

自治会と防衛局の面談は約30分間、非公開で行われました。防衛局から「計画を白紙にする可能性はない」という説明があったということで、自治会では今後も「計画の撤回に向けて議論していく」としています。