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能登半島地震の被災者を支援する県の制度で受け入れることになった最初の被災者が26日に沖縄に到着しました。宮崎さんは「この度はお世話になります」と一礼し、県の職員は「本当に心よりお見舞い申し上げます。ぜひ、こちら沖縄で、ゆっくりしていただければと思います」と伝えました。

空港で県の職員の出迎えを受けた宮崎志今さん(34)は石川県珠洲市で地震に見舞われ、家が傾き、窓やガラスも損壊して断水や停電もあったため、避難所で生活をしていました。

県の受け入れ支援では一日7000円を上限に最大30日間の宿泊費と往復の航空運賃を補助します。県出身の宮崎さんは27日までホテルに滞在した後、ひと足先に沖縄市にある実家に身を寄せていた中学生と小学生2人の子どもと合流する予定です。

石川県珠洲市から避難・宮崎志今さんは「ホッとしています。暖かい空気に触れて、着いたと思ってホッとしています」と話していました。

県は300人程度の受け入れを想定していて、これまでに申請があった14世帯32人について準備を進めています。