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2024年1月25日、アメリカ軍が伊江島で実施されたパラシュート降下訓練で兵士3人が提供施設の区域外に着地していたことが分かりました。

伊江村役場によりますと2024年1月25日午後1時50分ごろアメリカ軍から役場に「フェンスの外にパラシュートが落ちた」と連絡がありました。職員が現場を訪れたところフェンスの外に3人のアメリカ兵を確認、けが人などは、なかったということです。

この事故を受け、沖縄防衛局は「伊江村役場から情報提供を受け、現地に職員を派遣するとともにアメリカ側に事実関係について照会中」としています。

また木原防衛大臣は、2024年1月26日の会見で「アメリカに対してすでに原因究明と再発防止を求めた」と述べたうえで「伊江島の滑走路を早期に使用再開できるよう取り組む」と考えを示しました。

木原防衛大臣は「今回の訓練については、その際の使用機種、固定翼なのか、回転翼なのか、伊江島飛行場の滑走路で着陸したか否かも含めて、現在米側に対して事実関係を確認しているところです。伊江島補助飛行場の滑走路が早期に使用再開されるよう、引き続き米側に対して強く働きかけて、防衛省としても可能な限り、その支援や協力をするなどしっかりと取り組んでいきたい」と述べました。

伊江村は、今回の事故を受けて2024年1月26日午後、沖縄防衛局に対して抗議しました。