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例年に比べてダムの貯水率が大幅に低い厳しい水事情が続いています。きょうの時点で「55.7%」と平年と比べて「23.5ポイント」下回っている状況です。
県が日々の暮らしのなかでできる「節水」を紹介して水を使いすぎないよう呼びかけています。ポイントは「水を出しっぱなしにせず、こまめに止めること」です。
例えば「洗濯」だと、〝まとめ洗い〟をして回数を1回減らすことができれば150リットルを節約できるといいます。風呂の残り湯を使ったり、すすぎの回数を減らしたりすることも水の節約につながります。
風呂場では「シャワー」をこまめに締めて1分短くすると12リットルの節約につながります。浴槽にあふれるほど水を張らないということも大切です。
さらに、台所の「食器洗い」は流しっぱなしの時間を1分短くすることで12リットルの節約になります。食器や調理器具についた油は紙でふいてから洗うことや容器に水をためてから洗うことも有効だといいます。
県企業局ではこうした節水対策で仮に本島全体で一人あたり一日に使う水の量を1割減らすことができれば年間でおよそ1100万立法メートルの節水になり、県庁36個分の量に相当すると説明しています。
また、那覇市に住む4人家族というケースだと10%の節水ができれば年間で5000円程度の節約にもなるということです。
日々の生活に欠かせない水だからこそ大切に使っていきたいですね。