Bリーグ・琉球ゴールデンキングスは後半戦が始まりました。昨日はレギュラーシーズン過去最多の8443人が詰めかけました。
21勝9敗で西地区1位のキングスがシーズン後半戦で最初にホームに迎える相手は東地区2位でおととし日本一の宇都宮ブレックス。おとといは68-66とキングスが接戦を制しています。
序盤キングスはパスがつなげきれず、チャンスを作れません。そして、宇都宮の攻撃を止めることができず、いきなり8点を先取されるなど、第1Qだけで23点を奪われます。日本代表・比江島慎も10得点とキングスは抑えられません。
しかし第2Q、岸本のドリブルからクーリーのリバウンド、そして今村の3ポイント。通算500回目の3ポイント成功で同点に追いつきます。後半は一進一退の攻防となりますが、キングスはヴィック・ローがブロックショット、そしてパスを受けて3ポイントシュートと、この日16得点の活躍で攻守を引っ張ります。
残り4分24秒で7点リードを奪いますが、しかし、徐々に追い上げられ残り49秒。3ポイントシュートを決められ逆転を許します。逆に2点を追いかける立場になったキングスは今村がリング下まで持っていきますが、相手にはじかれ得点ならず。
宇都宮に連勝とはなりませんでした。
2024年に入ってからの成績を見ますと、接戦を落としてしまっている試合が多く見られます。キングスはここぞという時の(特に第4Qの)勝負強さで勝ちを積み重ねてきました。最近の試合について、桶谷大HCはこうコメントしています。
琉球ゴールデンキングス 桶谷大HC「今回は成長しながら負けたのかなとメンタルの部分、ゲームの入り、最後の締め方もう一回しっかりやれば成長できると思う」
桶谷大HCは「コートに立っている5人でプレーがまだかみ合い切れていないので模索している」という話でした。試合の日程が詰まっていて、タフな期間を走っているので厳しい中とは思いますが、今後「試合の入り」と「試合の締め」が勝ちを積み重ねるカギになってきそうです。
西地区1位をキープしてシーズン後半戦が始まっています。