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児童たちが、船員の仕事について学ぶことで海に関わる仕事について知ってもらう海事教室が那覇市で開かれました。
この海事教室は、児童に船の役割や船員の仕事について興味をもってもらい、海事産業に理解を深めてもらおうと沖縄総合事務局が開いていたものです。
2024年1月22日は、那覇市の大道小学校の5年生、およそ50人が参加し、那覇と渡名喜島や久米島間を航海する大型フェリーに乗り込み、船員の案内のもと船内を見学。そして、普段は入ることのできない操舵室では船長から、レーダーで障害物を確認しながらかじ取りをしていることなどの説明を受けていました。
船員が操舵室で「右左切ると船底にある舵が右左に動くんです。それで方向を変えるということですね」と説明しました。
児童は「スイッチがたくさんあって、むずかしい言葉とかもいっぱい書いてあって、全部操作できることがとってもすごいなとびっくりしました」と話しました。
別の児童は「(船が)少なくなったら、私たちが生きられる物資がなくなるから船は大切だなと思いました」と話しました。
また別の児童は「自分の命も大切なのに、他の人の命も考えて働いているので、とても尊敬します」と話しました。
子どもたちは、乗船し、実際に見て体験することで、海事産業の必要性を感じたようでした。