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2年後・秋の完成を目指し2024年は屋根部分の工事や漆塗りが本格始動します。

首里城正殿の再建現場は、2024年1月9日が仕事始めで多くの職人の活気が戻ってきました。

職人が木の加工を施したり大きなクレーンで木材を運んだりと、正殿の再建にむけたいつもの光景が戻ってきました。

12日間の休暇を経て仕事始めとなった2024年1月9日、工事に携わる宮大工の中には、北陸出身者も多く能登地震の影響が心配されていましたが全員無事に集まり初仕事を迎えました。

2023年12月末、柱や梁など正殿の軸となる513本の木材を組み上げる建方工事を終え2024年は屋根や壁などの工事を予定していて、夏ごろには約6万枚の瓦を屋根に葺く作業や、漆塗りの工程が始まるなど再建工事は最盛期を迎えます。

清水・國場・大米JVの川上広行工事長は「今年が実は最盛期になるんですよね屋根工事軒回りそれと外装・内装色々な工事が入ってくるので今年一年が正念場かなと思っている逆にみんな気合いを入れている」と話しました。

「見せる復興」がテーマの令和の復元の様子は2024年も見学エリアから見ることができます。