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子どもたちが関心のある出来事を紙面にまとめた新聞展が、那覇市の対馬丸記念館で開かれています。

会場には、平和についてや企業の不正、沖縄そばに至るまで市内の小中学校の子どもたちが、それぞれ関心を持ったことを取材し制作した新聞、およそ200点が展示されています。

このうち、対馬丸平和賞に選ばれた新聞は、アメリカ軍の攻撃によって沈没した対馬丸がたどったとされる航路を記した地図や、海へ投げ出された人たちがしがみついた丸太や木箱などを絵にして説明しています。

対馬丸記念館の堀切香鈴学芸員は「内容をみて楽しむのももちろんなんですが、子どもたちの隅々にまかれている感性を新聞から読み取れると思いますので、そちらも楽しんでほしい」と話します。

展示会は、1月21日まで那覇市の対馬丸記念館で開催されています。