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3年後の秋の完成を目指して工事が着々と進んでいます。12月20日は首里城正殿の顔とも言われ、正面に建つ「向拝柱」が取り付けられました。
クレーンで吊るされた長さ約4.6m、重さ約400kgの柱1本が、蓮の花が施された細粒砂岩の礎盤の上にゆっくりと乗せられました。
「向拝柱」は正殿の正面部分にあって唐破風妻飾と呼ばれる屋根を支える役目を持っていて、今回長崎県産の「イヌマキ」が使われています。県内外から集まった寄付金を活用して調達したということです。
沖縄県土木建築部首里城復興課・仲村政克主任「当初、イヌマキ材を探すのに大変苦労したところですが、去年伐採しまして、本日無事建方終えることができましたので大変うれしく思っております」
今週のうちに4本すべての「向拝柱」が建つことになっていて、柱や梁の組み立てる骨組み工事が12月25日に終わる予定です。