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辺野古新基地建設をめぐり、国が土砂投入を始めてから2023年12月14日で5年です。工事が進む現場近くの海では、市民団体による抗議活動が行われました。

シュプレヒコール「沖縄の民意をつぶすな」と訴えました。辺野古新基地建設で海上に土砂が投入されてから5年が経った2023年12月14日、工事に反対するメンバーが海上でカヌーや船に乗り、「海に土砂をいれるな」や「代執行NO」と書かれたメッセージを掲げ抗議しました。

沖縄防衛局によりますと2023年10月末時点で辺野古側を埋め立てるのに必要な土砂の99.5%にあたる318万立法メートルが、投入されたということです。

抗議する県民は「(埋め立て工事は)絶対に許せないので、我々としてはここに駆け付けてこれからもずっと行動をやっていきたいなと思っている」と述べました。

別の抗議する県民は「頑張って少しでも工事を遅らせて止めるしかないと思う。絶対にできないもの軟弱地盤なんだから」と述べました。

辺野古新基地建設をめぐっては、軟弱地盤を固めるための申請を県に代わって国が進める「代執行」に向けた裁判の判決が、2023年12月20日に控えるなかでの抗議活動となりました。