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「安全性には懸念が残る」ということです。屋久島での墜落事故後も海兵隊などのオスプレイが飛行を繰り返していることについて、木原防衛大臣は、アメリカ側に飛行停止の要請をする考えがないことを明らかにしました。

屋久島沖のオスプレイ墜落事故では、2023年12月4日、アメリカ軍が海中で機体を発見したことを発表しました。行方不明となっていた7人のうち、海中で5人が見つかり、2人が収容されています。

一方、墜落事故後も普天間基地に配備されている海兵隊型のMV22などは飛行を繰り返していて、県などは事故原因究明までの飛行停止を求めています。

木原防衛大臣は2023年12月4日の会見で、アメリカ側に要請を行わない考えを示しました。木原防衛大臣は「確認作業を今行っている最中でもあり、現時点で更なる要請を行う考えはありません」と述べました。

オスプレイの安全性には「懸念は残っている」として、「さらなる情報提供を受ける必要がある」としています。