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事件解決でお手柄の警察犬に表彰状が贈られました。ご褒美はビーフジャーキー1年分だそうです。表彰されたのは県警本部の鑑識課に所属するメスでジャーマン・シェパードのレグルス(6)と指導手の宮平守巡査長です。

「レグルス」は、10月14日、豊見城市高安の住宅で男がおもちゃのけん銃で80代の女性を脅し現金およそ2万円を奪った事件で出動しました。持ち前の嗅覚を活かし、現場に残されていた犯人の靴の匂いを頼りにおよそ600メートルの逃走ルートを割り出し、事件解決に貢献しました。

「レグルス」は、2020年10月にデビュー。10月末時点で51件の事件や事故に出動し、捜査に関わったということです。

「レグルス」が2歳の時からおよそ4年間苦楽をともにしている指導手の宮平守巡査長は、「被害者が犯人の逃走経路を見ていたことによって、犯人を追う方向がわかり素早い逮捕に繋がった」と当時の様子を振り返りました。

県警察本部刑事部鑑識課宮平守指導手は「証として表彰を貰いたい、あげたい、という私の気持ちが強いのでいろんな現場でも訓練の成果を出せるようにいろいろ頑張っていきたいと思います」と話します。

「レグルス」には感謝状とビーフジャーキー1年分が贈られました。