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沖縄県那覇市が管理する土地の所有権をめぐって前の那覇市議会議長が逮捕された贈収賄事件を受け市議会は事件のいきさつを検証して再発防止策を議論する会議を設置することを決めました。

前の那覇市議会議長・久高友弘容疑者は市が管理する土地をめぐって市議会で便宜をはかる見返りに合計5000万円の賄賂を受け取った疑いで逮捕されました。

那覇市議会は、11月27日に各派代表者会を開いて贈収賄事件のいきさつを検証して再発防止策を検討する会議を立ち上げることを決めました。

会議は11月28日に始まる那覇市議会11月定例会の会期中に1回目の会合を実施する予定です。検証会議では遅くても2024年3月末までに再発防止策を立てる方針です。

那覇市議会・野原嘉孝議長「事件が全面解明されたとして再発防止や議会としての説明責任であったり、議会としての責任はどうなのかという問題として残りますので、なぜこのような事件になってしまったのか、そこまで拡大したのか、そこに対する議会の責任はないのかという要因をしっかり検証していく」

今回の事件に関連して警察が11月17日に久高前議長が所属していた会派室を確認していたことがわかっていて野原議長は「今後も議会として全面的に協力する」としています。