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コーチは全員が県勢選手で、「子どもたちには是非、野球を楽しんでやって欲しい」ということです。

沖縄セルラースタジアム那覇で、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの野球教室が行われました。子どもたちの投球を見守るのは東浜巨投手。ノックを打つのは、嶺井博希選手。バッティングを指導するのはリチャード選手と沖縄尚学出身の3人を始め、コーチ陣6人全員が県勢選手という沖縄らしさ満載で開催された福岡ソフトバンクホークスの野球教室。離島を含めた県内の小学生290人が参加し、憧れの選手たちと野球の練習ができる貴重な時間を存分に楽しんでいるようでした。

小学6年生の参加者は「リチャード選手と話したのがうれしかったです」と話し、「リチャード選手はなんて言ってましたか?」と記者の質問に「君うまいねって言われてうれしかったです」と答えました。小学2年生の参加者は「ちゃんと教えてもらったことを練習でちゃんと生かして、試合でも出来るようにしたいです」と答えました。

後半には子どもたちから選手たちへの質問コーナーの時間があり、守備がうまくなる方法について聞かれた勝連大稀選手は「自信を持って自分が一番うまいと思って守ることが守備がうまくなることだと思います」と話しました。また、ずばり年俸を聞かれた東浜投手は「1億7000万です!」と答え、会場から子どもたちが「えー!」と歓声が上がりました。

最後は選手たちの私物ももらえるプレゼント抽選会もあり、大盛り上がりの野球教室でした。

東浜巨投手は「なかなか地元の子どもたちと触れ合う機会はないので、そういう意味ではすごく楽しみにしている行事のひとつでもありますし、そのためにもシーズン頑張らないといけないなとそういう思いにさせてくれる野球教室です」と話し、子どもたちに「同じ沖縄県民の先輩たちが頑張っている姿を見てほしいと思いますし、まずは自分たちが野球を楽しんでやってほしいという思いでいます」とメッセージを送りました。