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沖縄の労働問題について県内外の有識者が集まり意見交換を行う研究会が、2023年で発足10年を迎え11月12日那覇市で記念の講演会が開かれました。
「琉球労働法研究会」は、賃金問題や基地労働など沖縄の労働問題について意見交換しようと2013年に発足、県内外の研究者や弁護士などおよそ20人で構成されています。
2023年11月12日に那覇市で開かれた記念講演会では、戸谷義治代表が、「会社と労働者の間で問題が起きた時に、公正かつ迅速に解決できるということは『働きやすい環境形成の第一歩』だ」とあいさつしました。
また、労働法が専門の明治大学の山川隆一教授が基調講演を行い、労働紛争の事例や解決に向かうまでの公的制度の全体像をイラストやグラフなどを用いて分かりやすく解説しました。研究会では、今後も沖縄の労働問題解決に尽力したいとしてます。