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12日夜、那覇市の路上で県外に住む50代の男性が男2人に突然襲われ所持品を奪われる強盗致傷事件がありました。警察が逃げた2人組の男の行方を追っています。

金城有芽乃記者が「事件は、泊小学校近くの閑静な住宅街で起きました。現場には、男性が襲われた時のものでしょうか。生々しい血痕も残っています」とリポートしました。

警察によりますと12日午後11時前那覇市泊の「泊北公園」近くの路上で京都府に住む自営業の58歳の男性が店から宿泊先に帰ろうと1人で歩いていたところ背後から突然現れた男2人に羽交い絞めにされ、顔などを複数回殴られました。

暴行を受けて倒れこんだ男性に対し男らは男性が背負っていたリュックサックを奪おうとするも大声を出されたため奪えずそのまま、泊小学校方面に逃走しました。男性は男らが立ち去った後に持っていたスマートフォンが無くなっていたことに気付いたということです。

この事件で、男性は顔の骨を折るなどの重傷です。逃げた男たちはいずれも身長170センチほどで年齢や服装などについては分かっておらず、地域には不安の声が上がっていました。

通学で利用する男性は「自分もただ事ではないなというのはありますね」「ここら辺は子どもたちも多いですしそういうのは早く無くなってほしいなというのはある」と話しています。

警察は周囲の防犯カメラを確認するなどして逃げた2人組の男の行方を追っています。