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宮古諸島周辺のジュゴンについて情報を共有する連絡会議が開かれ行政や漁業、マリン関係者が生息状況や保護対策を確認しました。

この会議は近年、宮古諸島の周辺海域で、ジュゴンの目撃情報や食み跡や糞が多く確認されていることから県自然保護課が開いたもので、行政や漁業、マリン関係者らが出席しました。

ジュゴンは沖縄が分布の北限とされていて環境省レッドリストや沖縄県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されています。県自然保護課の担当者は、ジュゴンの目撃情報の提供や低速度で船を航行すること赤土の流出防止、工場排水や農業排水の水質改善などジュゴン保護への協力を呼びかけていました。

環境省の担当者は、宮古諸島が「国内のジュゴンの生息地として重要な場所になっている可能性が高い」と述べ保護と情報提供への意義を説明しました。

県などの調査では、伊良部島の佐和田の浜周辺や来間島周辺などで、ジュゴンの食み跡が確認され佐和田の浜周辺では、個体の目撃情報や糞が採取されているということです。