※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

今週土曜日は「介護の日」です県はきのう、高齢者や障がい者などの介護を啓発しようと、離島で独自の医療システムを開発した医師を招いた講演会を開きました。

講演会では、宮古島市で診療所を開業する医師・泰川恵吾さんが、「療養と静かな看取りを希望する患者のために」と、独自で開発した医療システムについて話しました。

泰川医師は、診療所を開業するまで救命救急センターで、重症患者と向き合う医師として働く傍ら、生まれた宮古島では少子高齢化が進むことを懸念。「療養と静かな看取り」というシステムこそ生かせると、IT機器を用いた診療という診療所開設の経緯を説明しました。

その上で泰川医師は、「今後沖縄では在宅医療・介護のニーズが激増する。またそのニーズを満たすことは極めて困難」と現状を訴え、介護施設では職員のなりて不足から「家族介護」のウエートが占める割合が高くなると危機感を募らせました。