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気づけば、2023年も残すところ2カ月です。慌ただしい年末を前に2024年用の年賀はがきの販売が11月1日から全国一斉に始まりました。

全国一斉に始まった年賀はがきの販売にあわせて那覇中央郵便局ではセレモニーが開かれました。松川真局長が「新年のあいさつをはがきで行う日本だけの文化を継承するために普段会えない人などに送ってほしい」と年賀状の活用を呼びかけた後、保育園児が獅子舞とエイサーを披露。いつもは静かな郵便局ですが、一足早く新年のようなにぎやかな雰囲気に包まれました。

人口の減少やSNSの普及などで年賀状の発行枚数は年々減っている現状があります。沖縄県内では439万枚の発行を予定していますが2022年より100万枚、2020年と比べると約280万枚少なくなっています。それでも売り場では訪れた人が図柄を選んでいました。

訪れた人「SNSなどで伝わらないような思いが手書きの場合は伝わるかなと思って毎年出している」

訪れた人「(年賀状は)もらった方がうれしいのかなと思うので私もほしい」

2023年は無地のものやキャラクターがデザインされたものなど全国で販売される5種類に加えて、ありし日の首里城の正殿と2024年の干支・辰にちなんで龍頭棟飾を合わせた首里城年賀はがきが県内限定で販売されています。

年賀はがきの投函は12月15日に受け付けが始まり、元日に届けるためには12月25日までに出してほしいと郵便局では呼びかけています。