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嘉手納基地の空軍兵3人が那覇市の高校に無断で侵入した事件について10月27日に沖縄県教育庁が再発防止を要請しました。
沖縄県教育庁・半嶺満教育長「最も安全が確保されるべき学校現場において今回もこのような事案が発生したことに対し、強い憤りを感じております」
防衛局を訪れた半嶺満教育長は「校舎にアメリカ兵が侵入した事件はこれまでに聞いたことがなく、生徒や保護者に不安が広がっている」と伝えたうえで米側に再発防止を求めるよう要請しました。
対応した大城朝紀管理官は「アメリカ側に綱紀粛正の徹底と実効性のある再発防止の実施を申し入れている」と答えました。
嘉手納基地にも同じ要請が行われていて第18航空団のレイモンド・ジェフリー広報局長は「さらなる綱紀粛正に取り組んでいく」と答えたということです。
沖縄県教育庁・半嶺満教育長「子どもたちの生命を預かる立場として、このような事件が二度と起こってはならないと思っています」
事件をめぐっては家庭科室の茶碗が1個盗まれたと首里高校が被害届を出していて、逮捕された米兵が似たような茶碗を持っていたことが関係者への取材でわかっています。