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プロ野球ドラフト会議 指名待つ県出身選手

26日は運命の日、プロ野球ドラフト会議です。きょうは指名を待つ、県出身選手たちを紹介します。今年は県出身者としては7人がプロ志望届を提出しています。

沖縄尚学・東恩納蒼投手

26日行われるプロ野球ドラフト会議で県内で注目されるのが、沖縄尚学の東恩納蒼。 最速147キロのスピードとノビのあるストレートと切れ味鋭いスライダーとの組み合わせで打者を翻弄。ピンチになるとギアを上げる投球でこの夏は沖縄大会から甲子園3回戦の途中まで(47回1/3)無失点に抑え「ミスターゼロ」の異名で高校野球界を沸かせました。

U18の日本代表でも活躍し、当初は大学進学の意向を示していましたが一転し、プロ志望届を提出しました。

プロ野球ドラフト会議 指名待つ県出身選手

沖縄尚学・仲田侑仁内野手

同じく沖縄尚学でプロ志望届を提出したのは4番打者として活躍した仲田侑仁。恵まれた体格から繰り出されるパワー溢れる打撃で春のセンバツでは県勢初となる満塁ホームラン。夏の甲子園でもホームランを放つなど全国でも存在感を示しました。

夏の甲子園ベスト8に輝いた沖縄尚学のエースと4番が、どんな評価を受けるのか注目です。

日本ウェルネス沖縄・ワォーターズ璃海内野手&新城琉愛捕手

夏の沖縄大会で学校史上初の準優勝を果たした日本ウェルネスからも2人がプロ志望届を提出しました。俊足好打のワォーターズ璃海は、ウェルネス不動のリードオフマンとして活躍。 身体能力を生かしたショートの守備でも定評のある選手です。

また、新城琉愛(るきあ)はキャッチャーとしてウェルネスの投手陣を牽引してきました。打撃でもミート力があり、勝負強いバッティングもその魅力です。

プロ野球ドラフト会議 指名待つ県出身選手

東邦高校(愛知)・宮國凌空投手

そして最後は県外から。宜野湾中学校から愛知の東邦高校に進学した宮國凌空(りく)は最速149キロのストレートが武器で、三振も奪える投手です。エースとして去年秋の東海大会ではチームを優勝へと導き春のセンバツへの出場も果たしました。

ケガの影響で夏は思うような投球はできませんでしたが今はケガも治り、強い思いを持って運命の日を迎えます。

東邦高校 宮國凌空投手「中学校の時からプロへの思いが強くて高卒で行きたいって思いで野球をやってきたので26日に指名されることを自分でも願いながら当日までやれることを精一杯やろうと思います」

プロ志望届を出している高校生5人をご紹介しましたが大学生では、金武町出身で大分日本文理大学の東門寿哉(あがりじょう・としや)外野手そして宜野湾高校から埼玉の平成国際大へと進学した宮平陸外野手がプロ志望届を出しています。

プロ野球ドラフト会議 指名待つ県出身選手

そしてもう一人、県出身ではないんですが、沖縄らしい名前の選手があす上位指名の候補にあがっています。それが桐蔭横浜大学の「古謝樹(こじゃ・たつき)」投手です。

「古謝」という名前から沖縄出身かなと思う方もいらっしゃると思いますが大学に確認してみたところ、本人は生まれも育ちも神奈川なんですがお父さんが沖縄出身だということです。

古謝投手は、球の出どころがわかりにくいフォームから最速153キロを誇る直球を投げる左腕で大学日本代表にも選ばれています。今年は大学生投手が豊作と言われているんですがその中でも上位指名の候補にその名があがっています。

26日のドラフト会議、ぜひ「古謝」という名前にもご注目ください。またあすのニュースではドラフト会議の行方は随時お伝えしていく予定ですのでぜひご覧ください。