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続いては夢が広がるニュース、今週、東京で「乗りたい未来を探しに行こう」というテーマでジャパンモビリティーショーが開かれます。電気自動車や自動運転、空飛ぶ車など、どんどん進化を続ける車の世界ですが、今度のショーに出品されるソニーとホンダが共同開発した新たなEV試作車と島しょ県など狭い道路事情に合わせたEV車を紹介します。

新型の電気自動車「AFEELA]ソニーグループとホンダが共同出資して去年設立したソニー・ホンダモビリティが開発した5人乗りのセダンタイプです。ドアノブはなく、顔認証で扉を開ける事が出来ます。

また自動運転の最新技術が搭載されているだけではなくエンタメ性を重視している点が特徴で、ダッシュボードには大きなスクリーンがありゲームや映像が楽しめます。

ソニー・ホンダモビリティ川西泉社長は「ハードウェアだけではなくて、サービスまで込みで新しいモビリティの世界をどう見せるかというプロデュースの力というのが試されているのではないかなと思っています」と話していました。受注開始は2025年だという事です。

つづいてエイム鈴木幸典社長のコメントです。「島の人たちが手軽に移動ができて安価で使いやすい車って今EVで世の中にあるだろうか」「是非離島ですとか過疎地域に合うような車を作りたいと」。

一方こちら、会見で語ったのは愛知県で長年、自動車のエンジニアリングや高性能のモーターEV開発を手掛けるエイムの鈴木幸典社長です。鈴木社長は去年、久米島を訪れた時に開発を思いついたそうです。

このEV車は全長が2・5メートル幅1・3メートルとコンパクトですが大人2人がゆったりと座れます。驚くのは価格です。なんと100万円以下を予定しているそうです。

会見に同席した久米島町の中村副町長は「県内初のゼロカーボンシティー宣言をした久米島で、価格を抑えたEV車の普及は歓迎」と話していました。

1回の充電あたりの航続距離は120キロメートルとなっていてこちらは2年後うるま市で製造に入り年間1000台の生産を目指しているそうです。