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辺野古新基地建設の埋め立て工事がはらむ問題について、環境団体の取り組みから考える講演会が開かれました。

辺野古新基地建設をめぐっては、玉城知事が認めなかった軟弱地盤の埋め立て工事を国が沖縄県に代わって承認する「代執行」に向けた裁判が提起されていて、10月30日に始まる予定です。

辺野古の新基地建設が抱える問題について考える10月13日の講演会では、沖縄の環境問題に取り組む市民団体の吉川秀樹さんが「基地を使う米軍の分析評価を公開・検証する必要がある」と指摘しました。

OEJP・吉川秀樹代表「基地を使う米軍が自分たちの(軟弱地盤に関する)分析評価を公表していない。多くの専門家、シンクタンク、アメリカの議会が(軟弱地盤は)問題だと言っているのに、大丈夫だと言っているのは日本政府」

団体では今後、米国防総省の分析内容が公開され次第、専門家などと共有して検証する方針です。